こんにちは堀川です。
遺品整理をする際に起きがちなトラブルや問題とはどのようなものでしょうか?
今回は近年出てきたその一例をご紹介します。

賃貸の退去問題

以前は持ち家を持っていることが多かったかと思いますが、近年は賃貸を利用する方も多いようです。
賃貸でひとり暮らしをしている方が亡くなった場合は、速やかにその部屋を明け渡す必要があります。
遺品が少なければよいのですが「汚部屋」だった場合は大変です。
また、遺族が遠方に住んでいる場合は、限られた時間で遺品を整理しなければなりません。

価値がよく分からない品が残された場合

美術品や骨とう品、さらにコレクターズアイテムなどが残された場合も問題が起こりやすいです。
価値があるものが多い場合は、遺族の中で誰が受け継ぐかもめることも多いでしょう。
また、取っておこうという人と売り払ってしまおうという人が対立した場合は、もっとややこしいことになる可能性もあります。さらに、価値がよく分からない品が残されて捨ててしまったり格安で売り払ってしまったりした後に真の価値が分かった場合も、トラブルに発展しやすいでしょう。

形見分けを要求してくる人が出てきた

以前書いた「コレクションの遺品整理」に関連するのですが、
美術品や骨とう品など、何かをコレクションしている人は、コレクターズ仲間がいる場合があります。
コレクターの方が亡くなると残されたコレクションを受け継ぎたい、という人が出てくることもあります。
故人が遺言で「コレクターズ仲間に形見分けをしてほしい」と残した場合は、問題ありません。
しかし、「これを譲ってくれると生前言っていた」と自称する人が多数出てくる場合もあるのです。
特に、故人が有名なコレクターだった場合は、コレクションを巡って第三者が口をはさんでくる可能性も高くなるでしょう。

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