2月 2018

遺品整理業者の見分け方

こんにちは。遺品整理士の堀川です。
前回「遺品整理サービス」という事業がどうして必要なのかをお話ししましたが、増えてきた遺品整理サービス事業者の中で、「良いサービス事業者」を見分けるにはどのようにすればよいでしょうか。サービスを提供している私たちはお客様に選ばれる側ではありますが、実際にサービスを行っている立場から、どのようなことに注意するべきかお伝えしたいと思います。

注意するポイントは3つです。

1つ目に、料金体系は明確であるか否か。

見積書に項目ごとに整理され料金が書いてあるか、また追加料金の発生を途中で告げられることがある場合でも、見積時に説明を受けており納得できるか。

2つ目に、スタッフの対応は誠実か否か。

これらはどんなことを業者に頼むにしても注意すべき点ではありますが、遺品整理サービスも例外ではありません。
この点が不明瞭だったり不誠実だったりする事業者は、作業前や作業後を問わず余計なトラブルを招く恐れがあり、負担を軽くしたいと思って頼んだはずがかえってより大きな労力が必要となってしまうことがあるのです。故人への供養という意味でも、遺族がそうしたトラブルに巻き込まれてしまうことは是非避けたいことでしょう。

3つ目に、廃棄物の処理・処分に関して関係法令を遵守しているか否か。

実はこの点が見落とされがちです。不要なものと捨てられないものを仕分けて整理・片づけを行う「遺品整理サービス」は、必然的に捨てるもの=廃棄物が発生します。なぜこの点に注意が必要かというと、廃棄物の処理や処分については法律で厳しい制限があり、それが遵守されていない場合にはその行為を行った業者だけでなく依頼したお客様までも罪に問われてしまう可能性があるからです。

負担を軽くしたいと思って頼んだはずがそれどころか罪に問われてしまうような事態になれば、故人を失った心を癒すことも、落ち着いた日常を取り戻すことも全く叶わなくなってしまうでしょう。だからこそ、この「廃棄物の処理・処分に関して法令を遵守しているかどうか」という点は非常に大きな意味があるのです。

遺品整理士という仕事

こんにちは。遺品整理士の堀川です。
遺品整理という行為自体は最近名前が付いただけで、少し前までは通夜から葬儀、四十九日や納骨、といった一連の「亡くなった方への供養」の中に、「財産」や「思い出や記録」、「生活用品や身に着けていたものなど」を「形見分け」というかたちでご親族でなさっていたことだと思います。亡くなったあとに、故人の持ち物だった様々な物を整理して片づけることは気持ちの整理を行う上でもいつかは必要です。
しかしここ数年、こうした「遺品整理」のあり方は大きく変わってきました。核家族化や離婚の増加、共働きの一般化、単身赴任や独居老人の増加など、家庭・家族のあり方は変化しています。

その一方、生活そのものが豊かになり昔よりもたくさんのモノを持つようになったことで、遺された日常的な品々・持ち物・家財道具の量が多くなり、さらに家そのものも無人のまま遺されてしまうなど、「形見分け」もできない状態となってしまうケースが増えてきています。

そのため、大量の「遺品」をどのようにして片づけ・整理したらよいのか分からず、「遺品の整理」が遺族の負担になっている現状があります。「遺品整理サービス」とは、そうした社会事情の変化にともなって「遺品整理を専門家に頼む」という需要に応えて登場してきました。

多すぎる品物の処分の方法が分らない・遠方に住んでいるため時間が取れないなどの事情から自分たちで片づけ作業を行えない遺族に代わり、多量の品々をひとつひとつ仕分け・整理して、ご不要なものは処分し、捨てがたいものはそのままお渡しすることにより、遺された方々の負担を少しでも軽減する。それが「遺品整理サービス」なのです。

遺品整理を通して依頼者の方々のご負担を少しでも軽減し、支える事が出来るよう私たち遺品整理士は「法に触れずに心に触れる遺品整理」を実践します。

知っておきたい葬儀のお話 その5ー弔電ー

ご覧いただきありがとうございます。
遺品整理士の堀川と申します。

「葬儀」をテーマにした記事書かせていただいていますが、
今回はお通夜や葬儀である「弔電」の葬儀のマナーについてです。
 

お悔やみの言葉と弔電

通夜の席で遺族にあったときには、お悔やみの言葉を伝えます。
言葉につまり、語尾が聞き取りにくいぐらいでかまいません。なお葬儀・告別式の場では、遺族に直接お悔やみの言葉を伝えるのは控えましょう。
遺族にあったときには、一礼するだけにとどめます。基本的に守るべきことは、「余計なことは言わない」ということです。
通夜や葬式に出席できないとき、お悔やみを伝えるための最良の方法は弔電を打つことです。
弔電を打つ場合は、葬儀前に届くようにしましょう。宛名は喪主にするのが原則ですが、名前がわからない場合は、故人の名前を書き「ご遺族様」と書き加えます。
送り先は斎場または故人の自宅にします。
 

忌み言葉

弔電も、使ってはいけない忌み言葉があります。
「まだまだ」などの重ね言葉や「続けてのご不幸」など、悲しみの繰り返しを思わせる言葉は使いません。
忌み言葉の例としては、
 
いよいよ(イヨイヨ)
浮かばれない(ウカバレナイ)
追って(オッテ)
返す返すも(カエスガエスモ)
重ねて(カサネテ)
重ね重ね(カサネガサネ)
再三(サイサン)
重々(ジュウジュウ)
たびたび(タビタビ)
次々(ツギツギ)
続く(ツヅク)
尚(ナオ)
再び(フタタビ)
ますます(マスマス)
またまた(マタマタ)
迷う(マヨウ)
 
などがあります
もし、どう書いたらいいのかわからない時は、NTTに様々な文例が用意されているので、それらを参考にして、そこに自分らしさを出せば、失礼のない、しかも、ありきたりではない電文になると思います。
なお弔電は局番なしの115番で、NTTから送れます。
 
遺品整理・除菌消臭・特殊清掃などお気軽にお問合せ下さい。
【お問合せ先】電話0120-594-927
遺品整理・特殊清掃 HP:https://ihin.osigotonin.jp/
生活支援サービス HP:http://www.oh-sigotonin.jp/
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こころに触れられなかった特殊清掃 ―自殺者のご遺族―

蒲原です。
本日は、特殊清掃の業務の中で最も強く覚えている案件のご紹介です。

遺品整理サービスでは「法に触れずにこころに触れる」ことを信念としている私たちですが、特殊清掃サービスにおいても同じことを心がけています。

ですが、亡くなった故人に対する感情がある程度落ち着いていることも多い遺品整理サービスと異なり、訃報の直後となる特殊清掃ではご遺族にどのように接したらよいのか、今でもよくわからないのが私の本音です。

その中でも特に強く印象に残っているのが、1人の男性が亡くなっていた現場でのことでした。

 

20代男性、死因は自殺

故人となったのは、まだ20代の男性。死因は自殺でした。

真夏の時期に死後3か月経過した状態で発見されたということで現場の状況は非常にひどく、アパートの階段を上がる時から臭いが漂っているほどでした。

部屋に到着してまず驚いたのは、ご遺体が見つかった付近の状態もさることながら、室内の物の少なさです。とにかく物が何もない。洗濯機すら置かれておらず、家具・物がこんなにも少ないこの部屋でどんな生活をしていたのだろうかと衝撃を覚えました。

しかし私がそれよりも強烈に覚えているのは、故人のお母さんと妹さんの様子です。

ご遺族のお二人

作業終了後、「部屋の中を見たい」とのご相談をいただきました。ご遺族としては当然の感情です。しかし、ついさっきまで清掃をおこなっていた室内は薬品の臭いも強く、そのまま立ち入れば体調にも影響が出かねません。そのためこの場は「今はまだ清掃作業が終わったばかりで薬品の臭いも強いため明日の方がよいと思います」と説明して、お気持ちをこらえていただきました。

翌日、ご遺族のお二人が部屋に入る前に最後の仕上げをしておかなければならないと思った私は予定の時間よりも早めに現地に向かいました。前日には取りきれなかった汚れの再除去を試みるとともに、ご遺体の見つかった部屋にお線香を用意し、花束を供えてお二人の到着を待ちました。

約束の時間通りにお越しになった故人のお母さんと妹さん。息子さんの、お兄さんの訃報を聞いてから今までどんなお気持ちを抱えられていたでしょうか。
大切な家族が亡くなったという事実を認めたくない気持ちは当然にあったことでしょう。それでもその現実を受け止めるために「部屋の中を見たい」とのお気持ちを口に出され、私の説明に応じて1日待っていただいたこと。

もしかしたら私がお待たせしてしまった1日は、お二人にとってはやりきれない気持ちを抱える時間を増やすものとなってしまったのかもしれません。

それでも昨日と変わらない様子でお越しになったお二人に、私はどのような言葉を掛けたらよいのか、まるでわかりませんでした。

室内でのご様子

ご挨拶ののち、薬品の臭いも少しは和らいだ室内へご案内します。最初はやはりご遺体が見つかった部屋に向かうわけですが、部屋に入って私が準備していた花束とお線香を前にしたところで、初めて私はお二人の涙を目の当たりにすることとなりました。

肩を震わせるそのご様子にもどんな言葉を掛けたものかと悩みましたが、私がさらに言葉に詰まったのは、涙が落ち着いたお二人に「遺品は何か残っていませんか」と尋ねられた時でした。

20代の男性の部屋とは思えないほど極端に物が少なかったこちらのお宅。かろうじて残っていた物も体液が付着するなどして汚れてしまっており、遺品と呼べそうな状態の品物はほとんどなかったからです。特殊清掃をおこなった中で、大半の物をもはや使用できない物として袋にまとめてしまっていました。

こみ上げてくるものをこらえながらお二人にその旨をお伝えしましたが、どうしても諦めきれないご様子。品物をまとめたいくつもの袋をお見せすると、お二人とも自ら袋を開けて遺品を捜し始められました。染み込んだ臭いはおそらくまだ強く残っていたはずですが、そんなことには構わず懸命にお探しになっている姿に、私はもう本当に言葉が出てこない状態でした。

故人となった男性は、まだ20代。学歴も非常に優秀なものを持ちながら、就職活動がうまくいかず、大家さんの話によればアルバイトでの収入があったのみだったそうです。極端に物が少ないのは経済的な理由だろうかと思いながら、しかしこれほど深い愛情を持ってくれている家族がいたのに何の相談もすることなく自ら命を絶った故人に対して、私は無意識に若干の怒りすら覚えていました。

結局遺族のお二人は、3点ほどの品物を持って帰られました。去り際、私の用意したお線香と花束に対する感謝の言葉をいただきましたが、私の中にはそれだけでは到底拭えない大きな無力感が去来していました。

 

ご遺族の心に寄り添い、触れるということの何と難しいことか。

いまだに忘れることのできないご依頼案件です。

知っておきたい葬儀のお話 その4ー神式葬儀ー

ご覧いただきありがとうございます。
遺品整理士の堀川と申します。

「葬儀」をテーマにした記事書かせていただいていますが、
今回は仏式・神式・キリスト教式の葬儀の中の一つ「神式」の葬儀のマナーについてです。

 

神式葬儀

通夜祭

神式では、仏式の通夜にあたる「通夜祭」が行われます。神道では、死をけがれとしているため、通夜祭は神社ではなく、自宅か斎場で行われます。
通夜祭では、式の前に参列者は「手水(ちょうず)の儀」を行い、身を清める為、手水で手を洗い口をすすぎます。
斎主(神職)による「祭詞奏上(さいしそうじょう)」、仏式の焼香にあたる「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」などの儀式があり、玉串奉奠は斎主→喪主→遺族→親族→参列者の順に行われます。
つづいて、故人の霊を霊璽(れいじ)に移す(※仏式の位牌にあたる)「遷霊祭(せんれいさい)」が行われ、この儀式によって故人の霊は一家の守護神になるとされています。
通夜祭の後は、仏式の通夜ぶるまいにあたる「直会(なおらい)」が設けられます。手水の作法は神社の手水舎で行うこととほとんど同じで、左手を洗う⇒右手を洗う⇒左手に水を受け口を漱ぐ⇒左手を漱ぐですが、柄杓の柄を洗う必要はありません。
 

葬場祭

神式では、仏式の葬儀にあたる「葬場祭」が行われます。葬場祭とは、死のけがれを清め、死者を神として祀る儀式です。
通夜祭と同様に、手水の儀から始まり、「修祓の儀(しゅばつのぎ)」と呼ばれるお祓い、祭詞奏上、玉串奉奠などがあります。
斎場祭後は「出棺祭」「火葬祭」「帰家祭(きかさい)」、仏式の精進おとしにあたる直会が行われます。
なお、神式では仏式で用いる数珠は使いません。お悔やみを述べる時も「冥福」「成仏」「供養」などの仏教用語は使わないようにします。
 

玉串奉奠の作法

通夜祭や葬場祭では、玉串奉奠が行われます。玉串とは、榊の枝に紙垂(しで)という白い紙片をつけたもので、これを祭壇に捧げて故人の霊が安らかであることを祈ります。
1.斎主に一礼し、玉串を受け取る。右手で根元を上からつまみ、左手で枝先を下から支えるようにして受け取る
2.受け取った形のまま玉串を目の高さまでおしいただき、根元が手前に来るように右回り(時計回り)に90°回転させる
3.左手を枝先に移動して、持ち手を変える
4.180°水平に回して根元を祭壇に向け、玉串を玉串案と呼ばれる台へ置く
5.数歩退き、しのび手で二礼二拍手一礼を行う。遺族に一礼してから下がる。
 ⇒音を立てない拍手のことを「しのび手」といい、弔事の場合の拍手はかならず、しのび手で行います。
 
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知っておきたい葬儀のお話 その3ーキリスト教式葬儀ー

ご覧いただきありがとうございます。
遺品整理士の堀川と申します。

「葬儀」をテーマにした記事書かせていただいていますが、
今回は仏式・神式・キリスト教式の葬儀の中の一つ「キリスト教式」の葬儀のマナーについてです。

 

キリスト教式葬儀

通夜の祈り・前夜式

キリスト教には、もともと通夜というものはなく、現在キリスト教式で行われている通夜は日本独自のものです。
また、通夜や葬式の流れは宗派や教会によって異なります。
カトリックでは通夜のことを ⇒「通夜の祈り」
プロテスタントでは ⇒「前夜式」
と呼び教会や自宅、斎場で行われます。
式では聖歌または讃美歌(プロテスタントの場合)の斉唱、神父または牧師による聖書の朗読や説教、祈祷、仏式の焼香にあたる献花などが行われます。
式を終えると、故人を偲んで簡単な会食や茶話会をするのが一般的です。仏式の通夜ぶるまいとは異なり、お酒はでません。
 

葬儀ミサ

葬儀はおもに教会で行われますが、自宅や斎場を利用することもあります。
カトリックの葬式では、故人の罪を神に詫びて許しを請い、永遠の命を得られるように祈ります。
聖書朗読や神父の説教を行う「言葉の典礼」、パンやブドウ酒を祭壇に奉納する「感謝の典礼」からなるミサが中心となります。
一方、プロテスタントでは葬儀は神に感謝し、遺族を慰める為に行われ、故人ではなく神に捧げる祈りが中心となり、聖書の朗読、讃美歌斉唱、牧師の説教などが行われます。
どちらも、告別式では献花を行います。
 

献花

通夜、葬儀、告別式では、祭壇に白い菊やカーネーションを捧げる献花が行われます。
献花は、喪主→遺族→親族→参列者の順に行います。
1.自分の番がきたら、祭壇へ進み、係の人から、花が右手にくるようにして両手で受け取る
2.遺影に向かって一礼し、祭壇に根元がくるように花を右回り(時計回り)に回す
3.左手の甲を下に向け、右手を茎の下から添えるようにして献花台に置く
4.献花が終わったら、遺族、神父や牧師に一礼してから席に戻る
 

キリスト教式葬儀特有のマナー

通夜、葬儀、告別式では、祭壇に白い菊やカーネーションを捧げる献花が行われます。
献花は、喪主→遺族→親族→参列者の順に行われます。
1.自分の番がきたら、祭壇へ進み、係の人から、花が右手にくるようにして両手で受け取る
2.遺影に向かって一礼し、祭壇に根元がくるように花を右回り(時計回り)に回す
3.左手の甲を下に向け、右手を茎の下から添えるようにして献花台に置く
4.献花が終わったら、遺族、神父や牧師に一礼してから席に戻る
というようにします。
 
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知っておきたい葬儀のお話 その2-香典-

ご覧いただきありがとうございます。
遺品整理士の堀川と申します。

前回から「葬儀」をテーマにした記事書かせていただいていますが、
今回は葬儀のマナー「香典」についてです。

 

香典

香典には「故人に線香を供えてください」という意味があり、不祝儀袋にお金を入れて渡すのが一般的です。宗教によって表書きが異なりますが、「御霊前」なら宗派を問いません。
蓮の花の描かれていない不祝儀袋にできたら薄墨で表書きを書きましょう。
 

金額

金額は自分の年齢や故人との関係によって変わってきます。
そのため、一概にこの金額でなければいけないとは言えませんが、一応の目安はあります。
香典の額は一般的に、故人や遺族と密接な関係であるほど高くなります。
両親の場合、自分の親なのか配偶者の親なのかによって金額も異なるようで、5千円?10万円と幅があります。
兄弟姉妹であれば3~5万円、親族の場合は1万円、会社関係、友人、知人、近所の人については3~5千円を目安とすることが多いようです。
但し、あくまで参考程度と考え、一族の長に相談するか、同じ立場の人といくら包むか話し合って金額を決めた方が無難です。
 

避けたほうが良い数

昔は香典は偶数と言われてましたが、最近ではこだわらなくなってきています。しかし、一般的に、4(死)、6(無)、9(苦)の数は避け、金額に見合った不祝儀袋を選びましょう。
 

不祝儀袋へのお札の入れ方

お札は新札を使わないのが原則ですが、新札を使う場合は1回折って、折り目をつけておきましょう。
肖像が印刷されている側を表にし、肖像画が上にくるようにそろえて入れます。香典を入れたら、まず不祝儀袋の下側を折ってから、それに重ねるようにして上側を折ります。
不祝儀袋もふくさに包んで持参しますが、結婚祝いとはたたみ方が逆になります。
なお香典は通夜でも葬儀・告別式のどちらに持参してもかまいません。
香典を通夜のときに渡しているならば、葬儀・告別式に持参する必要はありません。
受付で「お通夜にもうかがいましたので」と伝えて、記帳だけをしましょう。

 
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