4月 2020

30代で書くエンディングノート

 エンディングノートの必要性は各年代が感じているものです。特に50代以降は人生の終点を意識し始める為、作成する割合が多くなってきます。ではその時を感じた時に書けばいいのかというとそうではないのです。人生の終わりは突然訪れるものです。

 年齢別の死因を見た時に40歳~89歳までの1位は悪性新生物、2位は主に心疾患、3位は脳血管疾患です。39歳よりも前では悲しいことに自殺と不慮の事故が半数を占めています。まだ早いと思っている時にこそ書くべきだと思います。

 エンディングノートを書く際には、決まった書き方がないのであなたの考えや家族へのメッセージを自由に書くのがいいでしょう。難しく考えず、ありのままの気持ちや現状を書きけば、家族に残せるメッセージは多いかと思います。自分の人生が幸せだったことを伝えてあげると、残された家族も安心できます。

 特に30代は働き盛りです。家族ができている人も多いでしょう。だからこそ、自分にもしもの事があったら…そう考えるだけで、いろいろと心配ごとが増えていきます。 あなたの悩みも素直に書けたら、きっと家族は分かってくれます。

 エンディングノートは、受けとった家族にとっては、あなたからの大切なメッセージになります。正直に書きましょう!

 エンディングノートは、必要な情報を正確に詳しく書くことが条件です。思い立ったが吉日。大切な家族に向けた、思いの伝わるエンディングノートを今すぐ作成しましょう。

コロナ鬱~コロナウイルス罹患への不安~

 遺品整理士の堀川です。

 最近のニュースはコロナウイルスの話題で多くが占められています。日本だけでなく各国の対応についても頻繁に報道がなされ、本当に今人類が危機的状況に陥っていることを実感します。

 また、日本では先日「志村けん」さんが亡くなったことから、さらに多くの人がコロナウイルスについて強い関心を寄せるようになったように思います。

 諸外国のようにまだ日本は対応の強制を行っていない為、ある程度自由に行動できてしまいますが、自分のことしか考えられなければ無駄に感染を広げてしまう恐れがあります。自分だけでなく家族や親戚、友人、大切な人など、もしかすると自分がその人の命を奪う結果になりかねません。一人ひとりが考えて行動することが必要です。

 本題ですが、コロナウイルスの報道などが激化するなかで精神科を受診者の約8割がコロナウイルス感染への強い不安を口にしていることが紹介されていました。

 この症状としてまさに「コロナ鬱」というべきものだと紹介しています。鬱の主な症状は「気持ちの落ち込み」ですが、コロナ鬱はそれに加え「不安と焦り」といった特徴があるようです。

コロナ鬱を防ぐ方法として、

1)自分の症状を冷静に見つめ「これはコロナウイルスのせいである」と自覚する

2)ニュースの追っかけをやめる

3)規則正しい生活をして、できるだけ体を動かす

4)明るい未来を予測する

5)感謝の気持ちをもつ

が挙げられています。コロナウイルスの蔓延を避けるためには一人ひとりが意識を変えることが非常に重要です。「3つの密」や手洗い、うがいなど自分のできることをしっかりとやっていきましょう。

引用: https://president.jp/articles/-/34257