遺品整理士はミタ

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遺品整理、生前整理と老前整理の違い

どうも蒲原です。
遺品整理、生前整理は比較的認知されていますが最近老前整理という言葉が新たに出てきています。
遺品整理は残された人がすることで、生前整理は残される人のためにすることですが、老前整理は自分のためにする作業です。
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老前整理とは何か?

それは、体力があるうちに、いらないものを整理しておき、自分の身の回りをスッキリさせておくことを意味します。
老前整理をすることで、身軽になり、気持ちをリフレッシュして生活ができるようになるのです。

年を重ねる毎に、つまり長く生きていけばいくこと、多くのモノと出会うため、モノの量はどんどん多くなっていくのが一般的です。
しかし、モノを片付けるための体力は反比例するように落ちてしまいます。

自分の力では片付けが困難になる前に、つまり、老いる前に片付けをしてしまい、生活環境を整理してダウンサイジングすることで、老後生活をシンプルにすることができるのです

遺品整理・除菌消臭・特殊清掃などお気軽にお問合せ下さい。
【お問合せ先】電話0120-594-927 
遺品整理・特殊清掃 HP:https://ihin.osigotonin.jp/ 
生活支援サービス HP:http://www.oh-sigotonin.jp/
【対応地域】:福岡県全域・佐賀県全域・大分県全域・熊本県北部(離島除く)
【主な活動地域】
福岡県小郡市・福岡県福岡市・福岡県久留米市・福岡県筑紫野市
福岡県太宰府市・福岡県大牟田市・福岡県大野城市・福岡県春日市・福岡県朝倉市など…

遺品整理は人それぞれ

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どうも蒲原です。
遺品整理といってもやり方は人それぞれ
理想はじっくりと時間をかけて親族が行うのがいいのでしょうが現実はそうはいかないのが現状です。
遺品整理は心の整理とも言われています。
遺品整理は、ご遺品ひとつひとつに目を通します。
故人を知っている人からこそ分かる、
故人に対する思いやりがあるからこそ分かるといったことがあります。

 

 

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新年明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

お仕事人の蒲原と申します。

昨年、遺品整理士を取得した私が今後、遺品整理士はミタを更新していきます。

よろしくお願い致します。
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遵法業者の実際 許可のない地域でご不用品を運搬を行う場合

前回の記事で、遺品整理サービスにおいて発生するご不用品は法律上すべて「一般廃棄物」という扱いとなり、それを回収して処分場まで運搬するにはその地域の市町村から与えられる「許可」が必要であることをお話ししました。たとえば私たちは福岡県小郡市に限ってその「許可」を受けており、小郡市以外の場所でご不用品の回収と運搬作業をすることは「基本的には」できないことになっています。

しかし、それが可能となる例外的なケースが存在します。多少面倒な部分はありますが、法律を順守するという当たり前のことを行いつつ、お客様のご要望にできるだけお答えするための方法です。

サービスを行う地域の市町村により、判断が変わってくるのですが、大きく分けてその方法が2つあります。
今回はそのうちの1つをご紹介しましょう。

それは、青ナンバー車両にご不用品を積み込み、お客様もその車両に同乗いただいた上で処分場に向かう、という方法です。

青ナンバー車両とは貨物運送事業法で言う「他人の需要に応じ、有償で、自動車を使用して貨物を運送する事業であって、特定貨物自動車運送事業以外のもの」への許可を持つ車両を指します。平たく言えば、お客様の依頼によって貨物を運搬できる車ということです。たとえば代表的なものが引越し屋さんのトラック。お客様の依頼によって、引越しの荷物を新居まで運搬する引越し屋さんは、それに使用するトラックが青ナンバーである必要があります。また運搬する貨物には人も含まれていて、タクシーがそれにあたります。そして、青ナンバーとは引越し屋さんのトラックやタクシーなどに特別につけられる緑色の特別なナンバーのことです。

この青ナンバー(緑ナンバー)を持つ車両を使用して、ご不用品を処分場まで運搬することは、それらの品物を特定の場所まで運搬することをお客様より「委任」されたものということになり、廃棄物処理法で言う「不用品の収集・運搬」とは異なった扱いになります。

これは、サービスを行う市町村で「大量のご不用品を臨時に収集する」ということが行われていない場合に特に実施されるものです。

市町村における定期的なごみの収集日を待たずに不要な物を多量に処分したいという時、市町村にまずは相談してみるのが通常の方法かと思います。そこでそうした要望に市町村が対応できればいいのですが、自治体によってはそのような臨時の収集を行っていない場合があるのです。

ただの片づけごみなら定期的な収集日を待つこともできるかもしれませんが、ご遺品の整理の結果生じたご不用品となると、遺族の方々もその日しか時間が取れなかったりするために定期的な収集日を待つことが困難な場合があります。そうした際には、私たちの車両にご不用品を積み込んで処分場まで運搬できればお客様にとっても都合がよいのです。また自治体にとっても有益なことであるため、自治体の方から「そのようにしてください」と頼まれることもあるのです。

廃棄物の処分は原則として各自治体の責任において行うことが法律上定められており、こうした自治体の判断によって市町村の廃棄物収取運搬の許可がない私たちでもご不用品の運搬ができるわけです。

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違法業者の実態その2 お客様が罪に問われる可能性

 

一般廃棄物の収集と運搬には許可が必要
許可証

もう1つ、落とし穴となっているポイントがこの点です。
遺品整理サービスなどによって発生することになる「一般廃棄物」を収集したり運搬したりするためには、実はその地区の市町村の「許可」が必要であることが法律で決められています。すなわち、許可を受けずにそうした事業を行うことは明確な「法令違反」ということになるのです。

社会的な需要の増加に伴って遺品整理サービスを行う事業者は増加していますが、営業エリアとしている地域で市町村からの「許可」を受けている業者はどの程度あるのでしょうか。というのも、市町村からの「許可」を受けるにはそれぞれの自治体の事情に応じた厳しい基準があり、おいそれと認可されるものではありません。なのに、複数の市町村にまたがって営業エリアを展開している業者は、本当にすべての市町村から「許可」を得ているのかどうか。もし許可を受けずにその事業を展開しているとなれば、明らかに法律に違反することであり、そのような業者に依頼することは無用のトラブルを招くことになりかねません。

たとえば私たちは、福岡県小郡市より「一般廃棄物収集運搬許可」を受けており、「実際に作業を行う場所が小郡市内である場合」に限ってご不要な品物の収集と処分場への運搬を行うことが認められています。その他の地域で作業を行う場合には、その地区で一般廃棄物収集運搬許可を持つ業者にお客様から連絡していただき、私たちが仕分け・整理したご遺品の中からご不要な物をその業者の車両に積み込んで処分場まで運搬してもらう、という手続きを採っています。この場合、私たちから業者に連絡すると「再委託」とみなされて法令違反となってしまう可能性があるためです。

法令を遵守したサービスを行おうとすれば、面倒ではありますがこうした段取りが必要なのです。もしも、許可を受けずにご不用品の収集と運搬を行っている業者があるとすれば、その業者は「廃棄物処理法」という法律に違反している「違法業者」ということになります。
ただし、許可を受けていない地域においてご不用品の収集運搬を行うことのできる例外も存在します。それについてはまた次の機会にお話しましょう。

 

お客様が罪に問われる可能性

次に、前回の記事で少しだけ触れた「悪質な業者のためにお客様が罪に問われる可能性」についてお話ししましょう。

これは、平たく言えばご不要な品物の処分を依頼した業者が、その品物を不法に投棄したことによって、その品物の「排出者=ごみを出した人」が責任を問われる可能性があるというものです。先日の記事で触れた産業廃棄物の処分を名目に余計な金額を請求する業者も悪質ですが、こちらの場合は処分場までの運搬料や処分料を請求しておきながら、実際には処分場に持っていかずにどこかの空き地などに放置することによって運搬料や処分料をそのまま自分たちの収入としてしまうというケースです。

こうしたケースでは、実際に品物をどこかに放置したのは悪質な業者ですが、その業者に依頼したお客様も実際にごみを出した「排出者」としての責任を問われる可能性があるのです。万が一それで有罪扱いとなってしまえば、5年以下の懲役か1000万円以下の罰金に処されることとなります。

そんなことになってしまえば、落ち着きを取り戻したり、故人を供養したりというどころではなくなるでしょう。そんな事態に陥らないために、こうした見落とされがちな点を理解しておくことは重要なことではないでしょうか。

違法業者の実態その1 こうして料金が増やされる

前回お話しした「良い遺品整理サービス事業者」を選ぶうえで注意すべき3つのポイント。
その3点目に、「廃棄物の処理・処分に関して関係法令を遵守しているか否か」を挙げていました。

本日は、それが守られていない違法な業者を見分けるポイントの1つと、そのような業者に依頼することによって、具体的にどのような不利益を被ることになるのか、お話ししましょう。

 

「廃棄物」の定義を知る

まずは、廃棄物という言葉の意味を正しく理解する必要があります。
これを知らないことでどんな不利益につながるかと言えば、業者から本来必要のない料金まで請求されてしまう恐れがあるのです。

 

いわゆる「ごみ」としての意味を持つこの言葉は、厳密には2種類に分けられます。

1つが、産業廃棄物
おそらくニュースなどで一度は耳にしたことがあるものでしょう。

そしてもう1つが、一般廃棄物です。
こちらは、あまり耳にする言葉ではないかもしれませんが、どちらがより私たちの生活に近いかと言えば、一般廃棄物の方です。なぜなら、一般廃棄物とは、一般の家庭から出るごみや、また事業所から出されるごみを総称するものだからです。

逆に、産業廃棄物とは、廃棄物処理法によって具体的に決められている特定のモノのことであり、しかも「事業活動によって生じたごみ」であることが前提となっています。つまり、普通に生活している上で私たちが毎日発生させているごみは「一般廃棄物」であるのです

それは、遺品整理サービスで多量のご遺品を仕分けした際に発生したご不用品も同じです。ご遺品の中でも捨ててしまってよい品物たちは、法律上は「一般廃棄物」という扱いになるのです。

ところが、遺品整理サービスを行う事業者の中には、これらのごみを「産業廃棄物」と偽ってその処分料といった名目で金額を上乗せする業者が存在します。法律的なことにお客様が明るくないのをいいことに、本来なら必要のない金額を請求するのです。しかし先に説明したとおり、遺品の整理も含む日常の生活において私たちが発生させるごみは「一般廃棄物」です。遺品整理サービスにおいて「産業廃棄物の処分料」などといった話が出されたら、「おや?」と疑問に思った方がよいでしょう

次回は、さらに踏み込んで、こうした違法業者によってお客様が罪に問われてしまう可能性についてお話ししたいと思います。

 

 

良い遺品整理サービス事業者をどうやって見分けるか

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前回の内容では、「遺品整理サービス」という事業がどうして必要なのかをお話ししました。それでは、増えてきた遺品整理サービス事業者の中で、「良いサービス事業者」を見分けるにはどのようにすればよいでしょうか。サービスを提供している私たちはお客様に選ばれる側ではありますが、実際にサービスを行っている立場から、どのようなことに注意するべきかお伝えしたいと思います。

 

注意するポイントは3つです。

1つ目に、料金体系は明確であるか否か。
2つ目に、スタッフの対応は誠実か否か。

これらはどんなことを業者に頼むにしても注意すべき点ではありますが、遺品整理サービスも例外ではありません。
この点が不明瞭だったり不誠実だったりする事業者は、作業前や作業後を問わず余計なトラブルを招く恐れがあり、負担を軽くしたいと思って頼んだはずがかえってより大きな労力が必要となってしまうことがあるのです。故人への供養という意味でも、遺族がそうしたトラブルに巻き込まれてしまうことは是非避けたいことでしょう。

 

3つ目に、廃棄物の処理・処分に関して関係法令を遵守しているか否か。

実はこの点が見落とされがちです。不要なものと捨てられないものを仕分けて整理・片づけを行う「遺品整理サービス」は、必然的に捨てるもの=ごみ、廃棄物が発生します。なぜこの点に注意が必要かというと、廃棄物の処理や処分については法律で厳しい制限があり、それが遵守されていない場合にはその行為を行った業者だけでなく依頼したお客様までも罪に問われてしまう可能性があるからです。

負担を軽くしたいと思って頼んだはずがそれどころか罪に問われてしまうような事態になれば、故人を失った心を癒すことも、落ち着いた日常を取り戻すことも全く叶わなくなってしまうでしょう。だからこそ、この「廃棄物の処理・処分に関して法令を遵守しているかどうか」という点は非常に大きな意味があるのです。

この3点目については、次回以降もう少し詳しく説明していきたいと思います。

 

 

遺品整理サービスがどうして必要なのか

最近増えてきた「遺品整理」というサービス。昔はなかったものですが、それがどうして最近になって増えてきたのか、理由があります。

 

遺品整理サービス登場の理由

遺品とは、故人の持ち物のこと。その整理とはつまり、「亡くなった方の持ち物だった様々な物を整理して片づけること」を言います。ここで言う持ち物とは広い意味での「財産」に加えて、思い出や記録にあたるものの他、生活用品や身に着けていたものなど身の回りの品々のことも含みます。少し前までは、通夜から葬儀、四十九日や納骨、といった一連の「亡くなった方への供養」の中に、「形見分け」というかたちで含まれていました。

しかしここ数年、こうした「遺品整理」のあり方は大きく変わってきました。核家族化や離婚の増加、共働きの一般化、単身赴任や独居老人の増加など、家庭・家族のあり方が変化していくようになったからです。

その一方、生活そのものが豊かになり昔よりもたくさんのモノを持つようになったことで、遺された日常的な品々・持ち物・家財道具の量が多くなり、さらに家そのものも無人のまま遺されてしまうなど、「形見分け」もできない状態となってしまうケースが増えてきているのです。

そのため、大量の「遺品」をどのようにして片づけ・整理したらよいのかわからず、「遺品の整理」が遺族の負担になっている様子がうかがわれるようになりました。「遺品整理サービス」とは、そうした社会事情の変化にともなって「遺品整理を専門家に頼む」という需要に応えて登場してきたものなのです。

すなわち、多すぎる品物の片づけ方法がわからない・遠方に住んでいるため時間が取れない、などの事情でどうしても自分たちで片づけ作業を行えない遺族に代わり、多量の品々をひとつひとつ仕分け・整理して、ご不要なものは処分し、捨てがたいものはそのままお渡しすることにより、遺された方々の負担を少しでも軽減する。それが「遺品整理サービス」なのです。

 

実際の遺品整理サービス作業の様子

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これは私たちが実際に遺品の整理作業にあたっているときの写真です。大量の品々を細かく整理し、運び出したり、袋や箱にまとめたりする作業にはどうしても人手も時間も掛かります。

各部屋にある細々とした物を仕分けるのも時間が掛かる作業ですし、家具を運び出すには腕力も必要です。さらには、捨てることのできない思い出の品や貴重品がどこかにあるとすれば、それを探すにも時間が掛かります。そうした負荷を私たちのような専門業者が引き受けることで、故人を失った心の傷を遺族が静かに癒していけるだろうと私たちは思っています。

 

「遺品整理」は、これまでの「形見分け」から進化した、新しい供養の形とも言えるかもしれません。

 

セルフネグレクト――自分自身を放棄してしまう原因とその対処

前回はセルフネグレクトとは?というお話しを致しましたが今回は原因と対策についてお話しします。

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○セルフネグレクトの原因

(1)家族・親族・地域・近隣等からの孤立
(2)配偶者の死などライフイベントによる生きる意欲の喪失
(3)認知症、精神疾患、アルコール問題などによる認知・判断力の低下
(4)世間体、遠慮、気兼ねによる支援の拒否
(5)サービスの多様化・複雑化による手続きの難しさ
(6)家族からの虐待による生きる意欲の喪失
(7)家族を介護した後の喪失感や経済的困窮
(8)介護者が高齢あるいは何らかの障害を持っている場合
(9)経済的困窮
(10)引きこもりからの移行などが挙げられます。

これは誰にでも起こりうることでないでしょうか?

積極的に自分を傷つけるわけではないのですが、自分の管理を放棄してしまうことにこの問題の恐ろしさがあります。それはつまり、命に関わる病気の治療もせず、金銭の管理も行わなくなってしまうことを意味します。その行きつく先は、自宅内での孤独な死去や生活ができなくなっての失踪・自殺…

こうした状況に陥るのは高齢者だけではありません。若者であっても可能性はあるのです。

たとえば『ごみ屋敷』は近隣に迷惑をかけることが多いので良く知られていますが、その原因が『セルフネグレクト』かもしれないということは知られていないのではないでしょうか。

○解決するには

長い期間をかけてその状態に至った人たちに、セルフネグレクトだと自覚してもらうことは、極めて難しいことです。家族であっても、責めたり説得したりすることでかえって反感をかってしまい、「今後一切自分に関わるな」と言われてしまうこともあります。

大事なのは、現実に目の前に起きていることで困っていること、あるいは望んでいることを聞くことです。「寒くて眠れないときがある」「体がかゆくて気になる」などの思いを聞いて、現状の問題を改善する方向に結びつけていくのです。また、一度は正常な生活を取り戻せたように思えても逆戻りすることも多いそうです。しかし、絶対に治らないわけではありません。

社会から孤立した人がいます。まずは興味をもち、知っていくことが必要です。そうすることで、自分自身や身近な人をこの問題から遠ざけることもできるかもしれません。

 

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「セルフネグレクト」とは ごみ屋敷・孤独死・ゆるやかな自殺

 

セルフネグレクトとは・・子供や介護が必要な高齢者に対してではなく、自分のことを放棄してしまうことです。

もっと詳しく言うと、「成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと」とされています。
※本人の意思による場合と、認知症などで判断力が低下する場合の両方を含みます。10年ほど前から医療・福祉の分野で研究テーマになっているようです。

そんなセルフネグレクトの特徴は以下のようなことが挙げられます。
(1)身体が極端に不衛生
(2)失禁や排泄物の放置
(3)住環境が極端に不衛生
(4)通常と異なって見える生活状況
(5)生命を脅かす自身による治療やケアの放置
(6)必要な医療・サービスの拒否
(7)不適当な金銭・財産管理
(8)地域の中での孤立

簡単にまとめると、『お風呂に入らない』『掃除をしない』『病院に行かない』『適切な食事を取らない』ということでしょう。

 

それが最もわかりやすくのがごみ屋敷です。

ごみ屋敷

 

家族や職を失ったことによる過去への執着心や孤独感が原因でゴミを集め、捨てられなくなった結果、さらに周囲と距離ができてしまいます。
普通の生活ができないあまりに、人としての尊厳を失ってしまい、親族や近隣住民から孤立してしまうのです。