こんにちは堀川です。
前回から「終活」についての記事を書いていますが、その続きです。

今回は、終活でやるべきことの2つ目として、「エンディングノート」のお話をいたします。

エンディングノート

エンディングノートとは、その名の通り「自分自身のエンディング」について記すためのノートです。終活の考え方が広まるにつれて、それを過不足なく進めていくためにエンディングノートというツールが誕生したのです。
今では、文房具やオフィス用具で有名な「コクヨ」からもエンディングノートが発売されているほど、世間に浸透してきました。

エンディングノートの内容

エンディングノートには、概ね生前(主に医療・介護・財産管理)や死後(葬儀・遺産相続)についての希望や、「自分史」を書き込む欄が項目ごとに設けられています。高齢期に備えるべき事項が網羅されているので、終活をはじめる第一歩として記入しておけば、具体的に終活をどう進めていくのかの道標になるでしょう。

ただ、手軽に始められる反面、書き込む欄が多すぎて途中でやめてしまう人も中には多いようです。一度に全部仕上げてしまおうと考えず、できるところから少しずつ書き込んでいくくらいの心持ちで取り組んでいくのがいいと思います。また、葬儀やお墓などについては自分だけで決めてしまうと後で揉め事の原因になりかねませんので、周りの人と相談すべきことはしっかり話し合ってから記入するようにしましょう。

エンディングノートの効力

しかしながら、エンディングノートには法的効力はありません。もしもの時にトラブルが生じないようにするには、別に財産管理のための契約や任意後見契約などを検討する必要があります。同様に、遺産相続について希望がある場合は、ノートに書いた内容をもとに、公証役場などで正式な遺言書をつくると安心です。

終活は元気なうちに余裕をもって進めると、きっと楽しいものになると思います。「まだ早い」と思える今が、始め時です。まずエンディングノートを手に入れてみてはいかがでしょうか。

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