こんにちは堀川です。
今回は集合住宅にて遺品整理をさせていただいた案件のお話です。

遺品整理業務や特殊清掃業務のご依頼はやはり戸建ての住宅が多いのですが、時折集合住宅からもお話をいただきます。

そのお宅は片付けが苦手でごみを溜め込んでしまう故人が家族で暮らしたのち、一人で暮らすようになられたそうで、病院で亡くなった後にご親族から遺品整理のご依頼をいただきました。

入院されている間、家はそのままの状態だったそうです。捨てられずに山のように溜め込まれた不用品から害虫が発生し、天井からは蜘蛛の巣が垂れ下がり、壁紙はボロボロで、障子には穴が開き、床の木材は湿気の為かブカブカになっていました。

ご遺品から見えてくる生前の様子

私たちはご遺品を探しつつ不用品の処分をお手伝いをする中で故人が生きてきた軌跡や、なぜ孤立することになってしまったのかなどを思いがけず知ってしまうことが多くあります。特に、「土地の権利書」や「お札」「写真」などの紙媒体のものを見つけて欲しいというご要望をいただいた際には封筒や本、ノートの中も細かく確認する為、そこに書いてある言葉も意図せず目に飛び込んできてしまいます。

こちらのお宅では家族のコミュニケーションの一つとしてノートを使っていらっしゃったようでした。例えば「冷蔵庫にごはんがあるので温めて食べてね」といった普通の内容が書かれていました。

他愛もないメッセージのように見えますが、その実は家族の擦れ違いから同じ時間に食事ができなかったのだろうかなど悲観した思いがよぎり、胸が締め付けられます。

家族ごとの生活のあり方は様々あると思いますが、そのような瞬間には、ご依頼をいただく方にできる限り寄り添い、心のこもった遺品整理を行いたいという思いを一層強く意識してしまうのです。

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