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遺品整理士の堀川です。
今回もお墓参りのことについて書きたいと思います。
お墓参りの時期
お墓参りに行く時期に特に決まりはありません。春彼岸、お盆、秋彼岸、故人の命日、回忌法要などにお墓参りに行く方が多いですが、思い立った時にいつ行ってもかまいません。お墓が遠方にある場合は、年末年始・お盆・ゴールデンウィークなどの長期休暇に合わせて帰省し、お墓参りに足を運ぶという方も多いでしょう。就職、結婚、出産など、人生の節目の時に故人への近況報告を兼ねてお墓参りをするのもいらっしゃいます。
服装と持ち物
“故人に逢いに行く”といった感覚のカジュアルな服装で構いません。お墓の掃除を行いますので、動きやすい落ち着いた色の普段着がよいでしょう。墓地内に芝生や砂利道がある場合は、歩きやすい靴が安心です。お坊さんを呼んで回忌法要などを行うような特別な時だけ、礼服や黒のスーツを着用します。
持ち物としては、掃除で使うぞうきん・バケツ・ゴミ袋などや、お参りに必要な「数珠」「お線香」「ライター・ロウソク(柄や風よけが付いたものが便利)」「お供え物(故人への好きだった食べ物や飲み物などを置くための半紙も)」「お花」も忘れずに持っていきましょう。
※お供え用の花は、花屋やスーパーなどに売っています。一般的には日持ちの良い菊が用いられますが、故人の好きだった花や色を選んでも構いません。その場合は刺がなく、匂いや花粉の少ないものがいいでしょう。